晩秋の朝~落ち葉の冬支度
2009年 11月 29日
朽葉色(くちばいろ)
紅葉色から枯葉色、そして朽葉色へと・・・
落葉し腐った色合いを言う。平安時代から用いられてきた色名。(↓ 落ち葉は朽葉色へ)
晩秋の朝 家族を送った帰り道・・・、キリリとした空気の中で庭園外周を散策した。
平安の昔には・・・・・
衣服の色として広く用いられ「朽葉四十八色」といわれるほどさまざまなバリエーション
があったもよう。(当時は十二単など、色彩感覚の素晴しい衣服も生まれた。)
例えば 黄朽葉、赤朽葉、青朽葉、濃朽葉、薄朽葉・・・ など。
”実り”と一面の落ち葉! ”銀杏”を一杯つけたイチョウ。 "ふかふか" 黄金の絨毯!!
《11.27.'09撮影》
朽葉色・・・・・
また、英語には、ウィザード リーフ(wither leaf)、デット リーフ(dead leaf)、
リーフ ベージュ(leaf beige)がある。
そして、あの?フランス語では フォイーユ モルト(feuille morte)(枯葉♪)となる。
by s-smooth
| 2009-11-29 09:48
| 色名・色への想い